ゆかりにっき

・"にせもの"のお話

サインは、あなたの為に書く物。
あなたと私の想い出の物。

自分ではない、他の誰かに書いたサインは、僕は欲しいとは思わない。
そのサインには、僕ではない誰かにゆかりんが気持ちを込めて書いたものだから、
たとえそれが本物のゆかりんのサインであったとしても、欲しいとは思わない。
こう言ったら、語弊があるかもしれないが"サイン自体に価値ない"と僕は思う。
サインを貰った時の、思い出に価値があるものだと思っている。
自分でイベントや雑誌等のプレゼントで、自分で手に入れた物だからこそ、
自分にとって価値があり、意味のある物になると思う。


僕が、最初にタレントさんのサインを貰ったのは、"中江有里"さんのサインでした。
当時中学生だった僕が、イベントに参加して貰った物でした。
今書いていて気付いたけど、これが人生初めてのイベントだ…。
今となってはどこで行われたとか、どんな内容のイベントだったとかは全く憶えていませんが、
待っている時のドキドキした気持ちや、サインを受け取って握手をした時の笑顔が忘れられません。
帰ってから額に入れて飾った事を憶えています。
今考えると、当時中学生の自分が、ろくに電車に乗った事も無いのに調べて電車に乗って、
イベントに参加してサインを貰ったなんて信じられない。
その時の自分の行動力に驚きです。
相当好きだったんですね。
その時に貰ったサインは、今でも大事に保管してあります。
こういった思い出があるからこそ、"自分にとって価値のある大切な宝物"になると思います。


ゆかりんの言っている事は、夢みたいな事ではないよ、絶対に…。